英会話の上達が早いか遅いかには個人差があります。正直なところ「何時間勉強したら話せるようになる」「何日勉強したら確実に覚えられる」とは言い切れないのです。
あくまで個人差で、毎週4時間のクラスで学ぶより自宅で10時間勉強する方がずっと早く上達する人がいますし、もともと外国語を非常に受け入れやすい体質の人もいます。つまり、同じだけの時間・日数を勉強しても、早く覚える人もいれば遅い人もいるわけです。あと英語にどれぐらいの興味を持っているかにも影響されるのではないでしょうか。
英語が好きで、すごくおもしろい語学だと思う人はレッスン時間をフルに活用しますが、英語にそれほど興味がない人はいくら勉強しても上達速度は遅いでしょう。
たとえば、TOEICで上級のレベルの高得点を取るには、英語をまったくゼロから勉強するとして2,000時間かかるといわれています。となると、週4時間のレッスンで500週勉強すればOKという計算になります。
でも考えてみてください。日本人は中学・高校を通じて1,000時間は英語を勉強していますから、かなり英語ができるようになっているはずです。ですから、2,000時間で大丈夫というのはあくまでも机上の空論でしょう。
英会話スクールに入学するときは、そのスクールがステップアップシステムを採用しているかどうかをまず調べておきましょう。たとえば[Week 1][Week 2]といったカリキュラムがあるかどうかです。
間違ったカリキュラムだと、100時間勉強しても、まったく上達しないことがよくあります。ところが、正しいカリキュラで学習すると、大げさにいえばわずか月4回でも進歩することがあるのです。数時で示すと、間違った方法で200時間学習したときは2~3%しか上達しなかったのが、正しい方法で勉強したら10%上達した、といういうことになります。その%(パーセンテージ)は、AtlasではCACECというコンピューターテストと各カウンセラーにより判断しております。
語学上達で大切なものは「継続」することと「反復」することす。飽きず、あきらめず学習を続けていけばだれでも終着駅につくことができます。ちょっとした気まぐれで途中下車すると、せっかくコツコツっと積み上げてきたものを一瞬のうちに失う結果になってしまいます。
「継続こそ大きな財産」と考えて学習すれば励みにもなるでしょうし、途中でギブアップすることも少なくなるでしょう。