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生徒が話せないのは講師も悪いのでは?

 

講師の質問に対して、「ゴロ寝」とか「海へ行った」というだけで終えてしまうのは、やはり国による違いなのでしょう。日本の生活に慣れていない講師は、相手のプライベートな生活を聞くのはごく普通のことだと思っていろいろ質問しますが、日本人は私生活についてあまり詳しく話しません。

実際には来日して間もない講師も大手、中小スクールにはたくさんいて、日本人に対して上手に質問することができませんし、どこの英会話スクールでも80%以上の講師が日本についてようやく知識が増えた段階で帰国してしまいます。こんな状態では、生徒の答え方を一方的に攻めるより、まず教える講師陣側の技術の問題を指摘されても仕方がありません。

外国人講師は、ある程度日本についての知識や経験が必要だと思います。しかし、現実的には知識・経験とも豊富で、上手に教えてくれる講師は少数にすぎません。

ですから、講師の方も日本の習慣に関して勉強し、質問の形を考える必要があります。講師はより具体的な質問をたくさん用意しておけばいいのです。生徒の答えをうまく誘導できないのは講師の責任でもあります。初心者レベルの人に英会話を教える講師は、まずきちんとカリキュラムを立て、どのように教えるか、どんな質問をするかを決めておくべきです。

たとえば、「靴のヒモはどうやって結べばいいですか、ミサコさん、タロウさん、リョウコさん、教えて下さい」と質問します。こういった質問だと具体的だし、プライベートな質問でもありませんから、生徒も気楽に答えられるはずです。

さて、前回の続きですが、この質問に対して初心者レベルの生徒の大半は、「靴ヒモを結ぶ=交差する」という動詞がわかりませんから、答えようがありません。

そこで講師のほうは「靴ヒモを結ぶ=交差する」という話し方を教えるいいチャンスがめぐってくるのです。

あるには、「今日は具体的に赤信号の話をしたいと思いますが、タロウさん、信号が赤ければどうすればいいですか?」と質問します。この場合は、ただ STOP とだけ答えればいいのです。こうして具体的に細かな質問を一人ずつ聞いていき、「じゃあ、運転したことがある人は? タロウさん運転したことがありますか?」と質問したら、生徒は、Yesか、Noで返事をすればいいわけです。すると、「じゃあ、どこまで行ったことがありますか?」と、次の質問に進むことができ、さらに「あっ、そうですか。じゃあ、ここで何をしていましたか?」というふうに会話らしくなります。

実に単純で幼稚な教え方のように思えるかもしれませんが、生徒もレッスンを受けている意識になりますし、「ゴロ寝」や「朝食の話」だけで終わるよりはずっとマシでしょう。

講師の教え方の技術不足は認めなければなりませんが、生徒の方も積極的に答える努力をしてほしいものです。英会話スクールで黙っていても損こそすれ得になることは一切ありません。一言多い方が勝ちなのです。

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