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外国人講師の国籍と英語の教え方は関係ないのでは?

 

要するに、英語を教えた経験が豊富なネイティブ講師なら安心といっていいと思います。やたらに言語学のバックグランドがどうのこういう肩書ばかりぶら下げているネイティブは会話の教え方が下手なことが少なくないのも現状です。

経験豊富で、欲を言えば日本人を教えたことが多い先生ほど安心してレッスンを受けられるものです。こうなれば、イギリスはもちろん、アメリカであろうが、オーストラリア、ニュージーランドでも心配はありません。

よく、オーストラリア人は独特のなまりがあって英会話の先生としては失格ではないのかという声を聞きますが、日本に来てなまりを直したり、意識してイギリスやアメリカ人のような日本人が聞きなれた英語を話すようさせます。もちろん、オーストラリアの田舎で牧場で生活していた人が、そのまま日本にやってきたなどというネイティブは失格です。ですが、英語教育の経験があれば問題ありません。かえって感性は日本人に近いものがあるので、「相性が合えば」効果はさらにアップします。

英会話スクールのなかには、フランス人やフィリピン人、北欧の人などの講師を揃えているところもあります。英語のネイティブではないので立場としては日本人と同じで、英語の上手な日本人が教えるのと違いはありません。いかにして、「自然な」英語をしゃべる訓練をするかという観点から見ると、非ネイティブから英会話を教えてもらうのはちょっと考えものです。では、まったくダメかというとそうではないところが英会話の難しいところです。

Atlasマンツーマンでは、英語のほか、他の言語でもネイティブ講師を採用しています。しかし、その分野の専門家であれば、たとえば、ライティングやサイエンス系といった分野での生徒からのリクエストがあれば採用することもあります。

たとえば、「わたしも英語が話せなかった」とよくある日本人の英語の達人から英会話を教えたもらうとする。ここえネイティブと違う点は、いかに苦労して、日本人独特のトラブルを解決していったかをすぐに教えてもらえるメリットがあります。

 

英語を教えたことがないネイティブには英語がしゃべれないということがまず理解できないもの。できないものはできないのだといっても、なぜ英語ができないのか不思議な顔をする。英語学習をするためのノウハウやテクニックなどというものは、生まれてこのかた彼らにはないと同然です。日本人だって日本語を学習するテクニックなどを持っている人は普通いないですから。

アメリカに行けば、ホームレスだって立派な英語をしゃべっているではないでしょうか。こうしたネイティブ的な思考で英語を教えると、できない人間の立場がわかっていないため、勢い、手加減なしの英会話が続いてしまうことがよく起きるものです。

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