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聴き取れないときのとっさの対応方法
ネイティブスピーカーと1対1で話す場合、初心者であれば、あらかじめ英語があまり話せないということを事前に相手に伝えておきましょう。「I can`t speak English very well. So, please speak English more slowly and more easily」(私は英語がうまくはありません。なので、もっとゆっくり簡単に話してもらえますか)と言っておけば、「ああ、この人はまだビギナーなんだな」と思い、ゆっくりとわかりやすい英語で話してくれます。これだけ覚えておけば、道を訊かれた際にも活用できますよね。
聴いていて意味がわからないボキャブラリーがあれば、「What does it mean?」(それはどういう意味ですか?)と訊けばいいのです。
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聴き取れるようになるためのリスニングトレーニング
リスニングの練習は、以下のように進めましょう。
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まずは何も見ないで何回も聴き、内容を予測する
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予測が合っているか、スクリプトを見て確認する
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間違えていた点をについて、理解できるようにする
まず、何も見ないで聴く。これは、最初のうちは、速さについていけず苦痛かもしれません。まずは拾える単語をいくつか拾えるだけでも構いませんので、集中して深く聴くようにします。
何度か聴いているうちに、おぼろげながらも話の内容をイメージできるようになります。どうしても理解できないなら、聴き取れた単語を書き出すだけでもやりましょう。それからスクリプトを読み、予測が合っているかを確認しましょう。
予測を立てておくことは大切です。自分が聴き誤りやすい箇所がわかりますし、懸命に予測した結果、外れてしまったところの解説を読むと、いきなり解説を読むよりも記憶に残るからです。
外れたところでは、自分が知らなかった単語や言い回しなどを、口にしながらじっくり読み、内容を理解した後、再度聴きます。そうすると、最初は何を言っているのかわからなかった英語が聴けるようになるのです。
難しいところは、何日かかっても構いません。きちんと理解できるまで聴き続けましょう。
どうしてもネイティブスピーカーの会話のスピードで聴くのが苦痛だと言う人であれば、スロースピードで比較的聴き取りやすいテキストから始めてみてもいいでしょう。1度聴けるようになると、自信がつき、楽しくなってくるものです。
この作業をレベル別に、順を追って毎日少しずつ繰り返していきます。慣れてくると、外国人と会話をするときでも、面白いほど相手の言うことが理解でき、楽しく会話をすることができるでしょう。もちろんAtlasのマンツーマンレッスンが最適だと思います。 |