最初は張り切って、毎日一生懸命頑張るのですが、すぐに疲れてしまいます。どのような計画を立てれば続けられるのでしょうか?
Answer
- 英会話学習はマラソンのようなもの
マラソンを走るとき、スタートからいきなりスピードを上げたりしませんよね。ゴールに到達する前にドロップアウトしてしまうからです。マラソンでは、ゴールのことを想像しながら、スピードの調整をして走ることがコツなのです。
英語学習は、マラソンによく似ています。
スタート時は、周りの景色を眺めながら走る。英語の学習も楽しいと思えるぐらいの量から始めてください。少し物足りなくなったらペースを上げ、疲れたらペースを下げます。マラソンにはランナーズハイという現象があります。長時間は走り続けると、気分が高揚して、痛みや苦しみを感じなくなり、気持ちよく走れるという状態です。
英語の学習も、まさにこのランナーズハイと同様で始めは辛かったことも、続けていくうちに、楽に吸収でき身につく瞬間が訪れるのです。
ペース配分をしっかり考えて、英語の学習というコースを走り抜けていきましょう。Atlasマンツーマン英会話ではひとりひとりのペースを見ながらサポートをしています。
- 無理な計算は立てない
計画的に勉強することはいいことですが、あれもこれもとやるべきことを設定しすぎると、挫折の原因になります。「今月までに、この問題集を終わらせる」「遊びは控えて英語の勉強だけに専念する」などと、ふだん習慣化していない無茶な学習計画を立てると、長続きせず、自己嫌悪に陥り、自信喪失の元になってしまいます。
始めのうちは飛ばし過ぎず、「これなら自分でもできる」という一日ことの計画を立てて、実行していきましょう。達成できると、自信になります。小さな計画をクリアして始めて、学習する課題を増やしていくほうが、長続きするのです。
また、計画通りにできなくても、自分を責めないこと。できた課題の量が予定の半分だったとしても、「半分しかできなかった」と落ち込まず、翌日からその半分の量を予定量にしておきましょう。一週でクリアできたら、少し量を増やす、というように、まずはストレスを感じないでできる範囲でやっていくといいでしょう。
一日をさぼってしまったとしても、その日は休息日と割り切り、翌日からまた頑張れば大丈夫です。
自分のペースを計りながら、苦しまずに続けられる学習スタイルを作ってください。どうしてもできない人はAtlasマンツーマン英会話に委ねてみるといいでしょう。
- 休息をきちんと取る
学習に限らず、仕事においてもきちんと体を休めリフレッシュしないと能率が下がります。
たとえば、仕事で連日夜遅くまで残業し続けていたら、生産性がかえって落ちるのではないでしょうか。
英語学習においても同じで、疲れて集中力が途切れたり、苦しい思いをしたりしながら勉強しても、吸収し身につけることはなかなかできません。
「疲れたな」「どうも頭が回らない」と感じたら、いったん休憩時間を取り、他のことをして気分転換をしましょう。また、始めから学習の計画に休日を設定しておくことも、心と体のために必要です。仕事でも、「あと一週間で終わる」「もう三日頑張れば休日」と思うと、やる気が奮い立たされ、頑張っていけるものです。そして、休日は英語学習のことを忘れて思いっきりリフレッシュしましょう。
私たち日本人は、完璧を求める傾向があります。最近は韓国に押されていますが、テレビなど日本の電化製品が信頼されているのも、日本人特有の完璧主義が製品に反映されているからでしょう。
しかし、英語学習においてこの完璧主義は、自分を追い詰めてしまう危険性があります。
大人になってからの英語学習というのは、何も受験勉強のように1つミスをすれば落ちる「減点主義」というものではありません。まったく正反対のものなのです。
また、英会話というものは、必ずしも完璧な文法の知識や完璧な発音を必要とされていません。
英語はいかに活用するかのツール(道具)にしかすぎないのです。英語で伝え合うことが英会話学習の最終目的です。
ある程度英語の実力がついたら、どんどん英語を活用することを心がけましょう。
独学の方は、疲れたら休んでも、量を減らしてもいいのだ、ということを覚えておいてください。無理せずにできる範囲で継続していくことが大切です。
何度も言いますが、英語は楽に習得できません。でも、楽しく習得することはできるのです。