Atlasが会員制を採用したのは、他の英会話スクールと差別化するためだと述べた。しかしそれでも、会員制語学スクールは少し形を変えた英会話スクールの一種ではないかと思っている方が多いのではないだろうか。現に日本では「会員制語学スクール」という確立された業態がないので、業界・業態分類する際には英会話スクールの中に便宜的に入れられてしまうことが多いのではないだろうかと思う。しかし、そのような認識が間違いであることを品ぞろえ（言語コースの数）から証明していきたい。 「Atlasマンツーマン英会話は高品質のインストラクターのよるマンツーマンレッスンに特化した語学スクールである。当社の事業は、幅広い言語コースの中で、厳選された外国人インストラクターを採用し、非常に競争力のある料金を毎回払いで提供することによって、大量のサービスをLSにてスピード回転を達成することに基礎を置いている。」 ここに会員制語学スクールの品ぞろえの原則がそのまま示されている。それは、 これらを実現するためのシステムが、銀行や他の企業を経由しないで「直接インストラクターを採用する直取引」であり、「英語や韓国語などの言語ネットワークを軸としたオペレーションシステム」である。この「直取引」と「オペレーションシステム」については、それぞれ説明するが、もう一つ付け加えておきたい大切なポイントがある。それはエデュテイメント（教育＋エンタメ）の哲学である。 ルール① 幅広い言語コースの品ぞろえ 創業者ピーター・ヨネナガが考えたのは「デパートで売られているような高品質の商品をどこよりも低価格で提供する」ことだった。ここでいうところの「デパート」とは「幅広い文化背景＝言語」ということである。つまり、会員制語学スクールは「百貨店」でなければならないのだ。これが会員制語学スクールの品ぞろえのルール①である。 会員制語学スクールは、大手英会話スクールのように限られた言語数での品ぞろえでは成立しない。現在Atlasマンツーマン英会話は次に示すような幅広い商品を取り扱っている。 Atlasマンツーマン英会話の取扱言語とコース 「英語・英会話」プライベートレッスン セミ・プライベートレッスン 法人向けグループレッスン TOEIC TOEFL IELTS 英検 子ども向け ビジネス 面接インタビュー 留学準備など 「非英語・英会話」中国語 韓国語 フランス語 ドイツ語 スペイン語 イタリア語 ロシア語 ポルトガル語 タイ語 ヒンディー語など 「その他」オンラインレッスン 韓流スター☆韓国語サロン 三国志☆中国語サロンなど全校ではないが、音楽や映画、ドラマなどを題材に学べる施設を管理している。 ルール② 質の高い外国人インストラクターの品ぞろえ ピーター・ヨネナガが言うところの「デパートで売られているような」を意味は「高品質」ということである。ただし、高品質といっても、入会者数が多いことが条件だ。その意味でAtlasマンツーマン英会話の定義によれば、「質の高い外国人インストラクターで立地も施設も便利であること」としている。これは「高品質」と言い換えてもいい。 高価値であるマンツーマンレッンであることが会員制語学スクールの品ぞろえのルール②である。どんなに質の高い外国人インストラクターを採用して研修しても売れないのであれば扱うことができないし、どんなに安くても質の悪い外国人は採用しないし売れない。これが他の大手英会話スクールと大きく差別化できるポイントである。 Atlasのエデュテイメント アメリカの語学学校は、英語のみならずスペイン語や中国語を同時に学ぶことを楽しんでいる。Atlasでも、平日昼の開講時間からマンツーマンレッスンを受けにくる人が多くみられる。主婦や学生、休みを利用したサラリーマンなどが特に多い。通末になると、遠距離から電車や車で都市中心部まで幼児を兼ねてレッスンを受けに来るので一日中LSはにぎわっている。 韓国語サロンや中国語サロンは、女性は韓流ファンがほとんどでK-POPや韓国ドラマの情報を求める生徒、男性は三国志や中国文化に興味がある生徒で、いつも繁盛している。Atlasマンツーマン英会話に行けば、質の良い情報や人材がインターネット上でも教室上でも何でも手に入るし、どこよりも安く消費することができる。しかも、一カ所・一サイトで用が足りるからだ。 |
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