会員制語学スクールのターゲットは法人と一般消費者であり、会員はこの2種類に分けられる。ここで、Atlasマンツーマン英会話が採用しているメンバーの紹介をしよう。 会員制語学スクールは2000年に、それまでスターバックスやドトールなどでコーヒーを読みながらマンツーマンレッスンを受けていた人達が次々と店側に追い出されたために、レッスン場所を失った学習者のために、毎回払いは継続しながらAtlasマンツーマン英会話が全国の主要駅ターミナル付近で開校したものが出発点である。 したがって、会員制語学スクールの核となる学習者は大手英会話スクールのサービスの悪さに嫌気がさした人達である。Atlasではこれを「エグゼクティメンバー」と呼んだ。 会員の入会資格は、「やる気があり、上達したいと心から思っている方」であるかどうかである。現在まで英語学習や英会話の勉強などを真面目に行ってきたかどうかを証明する書類を書いてもらうことになっている。月会費は3,500円~4,000円である。会員の職業には医者が多く、自営業、会社員、学生、主婦。芸能人など多種多様である。 個人会員は全体の80%以上だが、売上高比率では全売り上げの80%を占める。Atlasのアニュアルレポートによれば、2012年度の会員数は1 会員制語学スクールは法人向けだけではなく、個人消費者重要に目をつけ、大企業やその支店、公共団体など特定の団体や企業に勤める従業員を会員化していった。これを個人会員と呼んでいる。 Atlasの個人会員の入会資格は、官公庁、病院、学校などの公共団体の職員・公務員とその家族、定年退職者、それに大企業の従業員とその家族、定年退職者となっていた。厳密に規定されているが、これは2006年を反映したもので、会員を所得階層や社会的地位によって選別し、ロイヤリティを持たせようとするためであった。現在2013年10月は、誰でも会員になれる。20代~50代の男女が中心となっている。 |
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