「中学・高校と英語の成績が悪かったから、英会話をやってもダメに決まっている」。こう考えている人は意外と多いのです。
ひっこみ思案の原因はそのあたりにあるといっても過言ではありません。どうせやっても片言ぐらいしか話せるようにならないだろうとハナから決めてかかっていますので、「自分の下手な英語をみんなの前でしゃべるなんてとんでもない」と思い込んでいるのではないでしょうか。
私が大学生の時に研究した第二言語学でこういう人は性格から直さなくてはいけないのではと思うこともありました。
人格を変えてまで英会話を学習するのも妙な話ではあります。
アトラスの講師ロブによれば、「人格や性格なんか簡単に変えられるはずはないし、そんなことをする必要は全然ないよ」とは言いますが、英語に対しての意識は変える必要はあると言います。
「下手だから勉強している」という意識をもっていれば、教室に来ていくらブロークンな英語をしゃべろうともちっとも恥ずかしくないはずです。妙に恰好をつけて、きれいに話そうとするから口が動かなくなるのであって、何でもいいから話してごらん、とネイティブ講師達は口を揃えて指摘します。
ネイティブ講師が間違った英語を使ったりすればこれは恥ずかしいこと。でも、英会話ができない人が変な英語を使ったって恥ずかしいことなんかないし、間違えて当たり前です。
意識をちょっと変えるだけで上達のスピードがグンと速くなるのはどこの英会話スクールでも聞く話でした。
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